滋賀県守山市では2019年に初めて開催された「Startup Weekend 守山」。4月22日~24日には、Startup Weekend 守山 Vol.7が開催となります。面白そうだから参加してみたいけど、どんなイベントか分からないと不安ですよね。「Startup Weekendって何をするイベントなのか」「どんな学びがあるのか」を知ってもらうプレイベントを開催します!「Startup Weekend 守山 Vol.7」に申し込もうか悩んでいる方、申し込んだけど何を準備すれば良いか不安な方。その悩み、全部解決します!
Startup Weekendって外から見ると異様なイベントだと思います。休養日であるはずの週末3日間を、みんなで「ああでもないこうでもない」と議論して新しいサービスや商品を作り出そうとする。平日に行っている仕事よりも、もっともっとも~~っと忙しくて手間が掛かることもよくあります。なのに、なんで参加するのか?どんなことをするのか?経験談を交えてご説明させていただきます。
Startup Weekendは起業「体験」イベントです。Startup Weekendの3日間をハイテンションで活動しても、月曜日になればテンションが戻って、次のアクションにつながらない方も多くいらっしゃいます。しかし、ハイテンション状態から冷めずに新しいアクションにつなげる方もいます。今回は、滋賀県守山市で開催されたStartup Weekend 守山 Vol.1に参加して以降すべてのStartup Weekend 守山の開催に関わり、新事業を創出できる社員をどのように育成するのかに関心が高まっている、宮川バネ工業株式会社代表取締役の宮川草平さんにお話をお聞かせいただきます。
Startup Weekendに興味・関心がある方なら、誰でも参加可能です。興味はあるけど3日間という長さに不安な方、Startup Weekendを通じて様々な人と交流を図りたいと思っている方など、どのような目的の方でもご参加いただけます!(プレイベントに不参加でも、Startup Weekend 守山 Vol.7に参加することができます)
2022年3月27日(日)13:00~15:00
参加申し込みをしていただければ表示されます。
Startup Weekendとは「スタートアップ体験イベント」です。週末の3日間だけで、参加者は新しいアイデアをカタチにするための方法論を学び、スタートアップをリアルに経験することができます。Startup Weekendでは1日目(金曜日)の夜に、ビジネスのアイデアがある方が1人1分ずつ、アイデアを発表する「1分ピッチ」から始まります。ピッチ後に投票を行い、3人以上でチームを組み上げ、最終日(日曜日)の17時までにユーザーエクスペリエンスに沿った必要最小限のビジネスモデルを一気に作り上げます。参加者はハッカー、ハスラー、デザイナーといういずれかの役割を選び、チームを組みます。ハッカーは機能・プロダクトの開発、ハスラーは顧客開発と検証、デザイナーは学びに基づく改善を主に担当します。
Startup Weekendはアイデアソンやハッカソン、ビジネスプランコンテストではありません。顧客の課題を発見する、プロダクトを組み上げる、課題解決ができているかの検証を繰り返す、この3つを54時間という限られた時間の中でどれだけ実行できるかチャレンジしてもらいます。チームで起業する上で必要なことすべてが凝縮されたプログラムであり、Startup Weekendとはチャレンジを続ける人々のためのコミュニティの名称でもあります。オーガナイザーと呼ばれる、Startup Weekendに参加した経験を持つ運営メンバーの手で3日間のイベントは作り上げられ、ファシリテーターと呼ばれるStartup Weekend公認の資格を有したメンバーがイベントの進行を行うという形でコミュニティが成り立っています。
「お!面白そうだ!」と思われた方はぜひ申し込みをしていただきたいのですが、「心配だなあ」と思われた方は、平成最後のStartup WeekendだったStartup Weekend 白浜に参加された小林洋実さんのレポート や、参加が不安な方へ参加をおすすめする理由を説明されている記事「Startup Weekend 参加をためらう10の理由?」などをご一読いただけると幸いです。また、昨年12月に開催された第6回Startup Weekend豊橋のダイジェスト映像もご覧ください。
宮川 草平(みやがわ・そうへい)
宮川バネ工業株式会社 代表取締役
1978年生まれ。大学卒業後、コメ作り農家に就農する。5年後に宮川バネ工業に入社して現場オペレータ、営業などを経験し、2014年に宮川バネ工業株式会社の三代目経営者として実父より事業承継を受ける。社外では中小企業家同友会を中心に活動を行い、経営指針成文化運動、共同求人活動などに積極的に参加している。また、教育機関でのキャリア教育、インターンシップなどの活動にも積極的な関わりを持ち、2017年には、宮川バネ工業が若者の採用や育成に積極的で、若者の雇用管理の状況などが優良な中小企業であることを示す「ユースエール認定」を受ける。社内での起業家育成計画の第一歩としてStartup Weekend 守山に参加し、Vol.5とVol.6で優勝を飾る。事業承継と起業、それぞれ求められる性格やスキルの違いに興味がある。
山下 悠(やました・ゆう)
滋賀大学経済学部 准教授
1980年奈良市生まれ。現在は滋賀県守山市に在住。Startup Weekend 守山発起人。神戸大学大学院経営学研究科を修了後、滋賀大学経済学部講師を経て、現在に至る。専門は「ビジネス・エコノミクス」で、フランチャイズ・ビジネスや、中小企業にとって役立つインターンシップのあり方、Startup Weekendを始めとする起業家教育などについて、理論・実務の双方向から研究を行っている。
2016年3月に行われたStartup Weekend 滋賀・彦根を皮切りに、これまで10回のStartup Weekendに参加。2020年2月のStartup Weekend 奈良でピッチした「災害備蓄用食料品の食品ロスを減らす」アイデアを株式会社ペーパルの協力のもと実現し、2021年4月からMakuakeにてクラウドファウンディングを実施。目標金額の700%を達成!Startup Weekendから「スゲ~!」「ヤベー!」と言える商品やサービスがどんどん生まれてくるのを楽しみにしている。
Startup Weekend Moriyama(守山)コミュニティです。 Startup Weekend(スタートアップ・ウィークエンド)は、全世界で7,000回以上開催され、世界中で50万人以上が参加しているスタートアップ体験の名前であり、金曜日の夜から日曜日までの週末で仲間づくりをしながらプロトタイプを作り仮説検証を回し続けます。そして挑戦する人達が集い、支援するコミュニティの名前でも...
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